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- 障害年金 成功へのとびら -
③「双極性障害(躁うつ病)」の障害年金のポイント

③「双極性障害(躁うつ病)」の障害年金のポイント

  1. まず初めは「診断書」に関する事柄について説明していきます。
    ここでは、診断書の記載内容である「日常生活能力」と「就労状況」の両者について、分けて解説します。

    ① 「日常生活能力」について
    躁うつ病の場合は、診断書の作成を医師に依頼するとき注意が必要です。
    その注意すべき内容は、以下のとおりです。
    まず前提として、「日常生活能力」に関する内容が診断書の項目にあり、しかもそれが障害年金の審査基準において大きな比重を占めています。
    日常生活の能力とは、食事、清潔保持、金銭管理、外出、買い物や対人関係などについての能力を言います。
    この「日常生活能力」については、躁状態のときを基準に評価すると、日常生活は自分で何とかやれる(制限があまりない。)方向で診断書の記載がなされる傾向があります。つまり、障害年金の受給が困難となることになりかねないのです。
    よって、医師にうつ状態のときの症状や状況をよく伝えておく必要があります。
    さらに、うつ状態と躁状態のときの症状を明確に分けて伝えることが重要です。
    例えば、「うつ状態」については、自殺願望(希死念慮)にかかわることが重要な評価項目の一つになっているので、過去から現在に至るまでの実際の自傷行為などを時系列に沿って詳しく伝える必要があります。
    その他、現在の症状だけでなく、これまでの症状の経過(発症時からの状況や最近1年間程度の症状の変動など)も併せて伝えておきべきです。
    なぜなら、障害年金の審査においては、症状の経過も審査の考慮要素とされているからです。
    また、「躁状態」については、躁状態のときに起こる、浪費借財家族や他人とのトラブルなどを具体的に伝えることが求められます。
    医師に伝える内容は、「障害認定基準」(審査基準)を意識した内容を伝えることとなります。
    前に述べたように、「障害認定基準」に沿って、「日常生活の状況」を、食事清潔保持金銭管理買い物外出の状況対人関係危機管理などの各項目に分けて明確な形で伝える必要があるのです。
    さらに、症状が悪化したときの状態をしっかりと伝えておくことが肝要です。
    障害年金の申請にあたっては、医師の協力を得ることが必須となります。
    申請の前に、医師に事前に相談し、「障害認定基準」を見てもらった方が良い場合もあるでしょう。

    ② 「就労状況」について
    アルバイトなどで現在も仕事についている方が障害年金の申請をされることもよくあります。
    年金機構は、「就労の状況」については、大きな関心を持って審査をしています。
    なぜなら、障害年金のもともとの趣旨は、傷病により働くことが困難で収入を得ることができない人のために年金を支給することであるからです。
    しかし、仕事についていたからといつて、年金が出ないわけではありません。
    双極性障害の方で仕事についていても障害年金を受けている方は多くいます。
    問題は、仕事の質です。
    短時間の労働で軽労働なのであれば、その内容や詳しい事情を診断書を依頼する前に予め医師に話しておくことが必要です。
    また、職場の同僚からのサポートの内容や職場での意思疎通の困難さなども同様にしっかり伝えましょう。

    ③ 障害年金の申請を自分でして不支給となった方からの相談を受け、診断書を見せていただくことがあります。
    その場合、「この文章が書かれていたのでは、支給はされない。」と思われる内容をよく目にします。 例えば、「日常生活はほぼ自立。」「一般の就労は可能。」というような内容です。
    もし、事実とことなっているのであれば、医師によく説明する必要があります。
    診断書は、取得後にその内容を十分に見直し検討を加えることが大切になります。
  2. 次は、「病歴・就労状況申立書」についてです。
    「病歴・就労状況申立書」は、次の事柄が大切です。
    「病歴・就労状況申立書」を書く前に、診断書を何度も読み直し、診断書と矛盾しないように注意し、さらに診断書とリンクし診断書の内容を補強するように記載していく必要があります。
    診断書を依頼する際と同様に、この「病歴・就労状況申立書」を書くときにも「うつ状態」と「躁状態」とを明確に書き分けることが必要です。
    その上で両者の関係(時間的な間隔、強弱関係)も記載するのがよいと思います。
    うつ状態」についての記載は、自殺願望(希死念慮)にかかわることが重要な評価項目の一つになっているので、過去から現在に至るまでの実際の自傷行為などを時系列に沿って詳しく伝える必要があります。
    また、入院をしていた場合は入院時の状況を必ず記載し、何回か入院していた場合は病状の悪化を訴えることが出来るので、その前後の事情を詳しく書いていくべきです。
    躁状態」については、躁状態のときに起こる、浪費借財家族や他人とのトラブルなどを具体的に記載することが求められます。金額や回数などを挙げればより良いと思います。
    また、就労をしている場合、診断書の中の就労状況に関する記載で細かい内容が省かれたりしているときに、その細かい内容を補足して説明したりするのです。
    職場の同僚からのサポートの内容や職場での意思疎通の困難さなども同様にしっかり伝えましょう。
    例えば、何をサポートしてもらっているのか、職場で起こった実際の出来事を記載していくのです。
    双極性障害などの精神の疾患で、さかのぼって障害年金の請求をする場合は、症状がずっと継続していたことを申立書に記載していく必要があります。
    もし、通院を中断していた期間がある場合には、病状が安定していたととられないように、症状が継続していたことをなるべく具体的に書いていくのです。
    さらに通院を中断した理由も書いておけばなお良いでしょう。
  1. その他の障害年金のポイントについては下記のリンクからご覧ください。
  2. 「統合失調症」の障害年金のポイント
  3. 「うつ病」の障害年金のポイント
  4. 「双極性障害(躁うつ病)」の障害年金のポイント
  5. 「脳血管障害(脳出血 脳梗塞)」の障害年金のポイント
  6. 「腎臓機能障害(人工透析)」の障害年金のポイント
  7. 「心臓機能障害」の障害年金のポイント

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