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- 障害年金 成功へのとびら -
①「統合失調症」の障害年金のポイント

①「統合失調症」の障害年金のポイント

  1. 精神疾患の中では、最も障害年金の受給可能性が高い傷病です。
    しかし、病歴が長期にわたることなどから、初診日の証明が問題となるケースが多いです。
    具体的には、カルテの廃棄などにより初診日の証明書が取れないということです。
    こうした場合もあきらめてはいけません。
    まず、年金事務所に足を運ぶ前に、「これまで通院した複数の病院などで情報を実際に収集すること。」が大切です。
    その際は、なるべく文書で情報をもらうようにしましょう。
    取得した証明書などは、そのすべてを障害年金の申請書類として提出するのではなく、あくまで手許資料として活用していくのです。
    また、自分だけで考えるのではなく、資料の分析を含めて、専門家に相談することも大切です。
    取得した内容を見てみて、自分の記憶と違っていたこともよくあります。
    取得した情報をよく比較・検討することによって新たな展望が開けてくる場合があります。
  2. 次に、「診断書」に関する内容について説明をしていきます。
    診断書を取得する前に、医師に「日常生活の状況」や「就労の状況」などを詳しく伝えることが大切です。
    例えば、統合失調症においては、幻覚妄想の症状は障害年金の審査において重要な評価項目です。
    幻覚や妄想の状態をできる限り具体的に伝える必要があります。
    引きこもりなどについても同様です。
    伝える内容も、障害年金の審査基準である「障害認定基準」を意識した内容を伝えることになります。
    「障害認定基準」に沿って、「日常生活の状況」につき、食事清潔保持金銭管理買い物外出の状況対人関係危機管理などの各項目に分けて明確な形で伝える必要があるでしょう。
    さらに、症状が悪化した場合の症状・状態もしっかりと伝えておきましょう。
    その他、現在の症状だけでなく、これまでの症状の経過(発症時からの状況や最近1年間程度の症状の変動など)も併せて伝えておくべきです。
    なぜなら、障害年金の審査においては、症状の経過も審査の考慮要素とされているからです。
    統合失調症の場合は、本人のみでは十分に医師に状況を伝えるのが難しい場合があるので、その場合には家族からも医師に必要な情報を伝えることが肝要です。
    障害年金の申請を自分でして不支給となった方からの相談を受け、診断書を見せていただくことがあります。
    その場合、「この文章が書かれていたのでは、支給はされない。」と思われる内容をよく目にします。
    例えば、「日常生活はほぼ自立。」というような内容です。
    もし、事実とことなっているのであれば、医師によく説明する必要があります。
    診断書は、取得後にその内容を十分に見直し検討を加えることが大切になります。
  3. 最後は、「病歴・就労状況申立書」についてです。
    「病歴・就労状況申立書」は、次の事柄が大切です。
    診断書を何度も読み直し、診断書と矛盾しないように注意し、さらに診断書の内容を補強するように記載していく必要があります。
    幻覚妄想の症状は障害年金の審査において重要な評価項目なので、幻覚や妄想の状態をできる限り具体的に伝える必要があります。記載の際には、数字(時間や回数などの数字)を挙げて記載するほうがより説得力が増すものと考えます。
    また、入院をしていた場合は入院時の状況を必ず記載し、何回か入院していた場合は病状の悪化を訴えることが出来るので、その前後の事情を詳しく書いていくべきです。
    統合失調症などの精神の疾患で、さかのぼって障害年金の請求をする場合は、症状がずっと継続していたことを申立書に記載していく必要があります。
    通院を中断していた期間があるのであれば、病状が安定していたととられないように、症状が継続していたことをなるべく具体的に書いていくのです。
    さらに通院を中断した理由も書いておけばなお良いでしょう。
  1. その他の障害年金のポイントについては下記のリンクからご覧ください。
  2. 「統合失調症」の障害年金のポイント
  3. 「うつ病」の障害年金のポイント
  4. 「双極性障害(躁うつ病)」の障害年金のポイント
  5. 「脳血管障害(脳出血 脳梗塞)」の障害年金のポイント
  6. 「腎臓機能障害(人工透析)」の障害年金のポイント
  7. 「心臓機能障害」の障害年金のポイント

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